オリックス園部、一軍初出場初スタメンで決勝打。首脳陣の大抜擢に満点回答
千葉ロッテ対オリックスの13回戦が3日QVCマリンフィールドで行われ、オリックスが4-3で逆転勝利を収めた。
2016/07/03
楽な気持ちで打席に
7回一死から2番安達がレフト前ヒットで出塁、3番の糸井が左中間へのタイムリーツーベースで同点に追いつく。T-岡田はレフトフライに倒れたが、前の打席でタイムリーを放っているクラークが敬遠気味の四球で歩かされると、「最初の打席で1本出ていたので、楽な気持ちで打席に入ることができた。(ロッテバッテリーが)クラークを避けたのがわかったので、なんとか打ちたかった」という園部がレフト前にタイムリーを放ち試合を決めた。
「初ヒットのボールはお母さんにプレゼントします」
オリックスのファームは昨日から高槻での地方試合を行っており、園部が昇格を聞いたのは、昨日の試合後に寮へ戻ってからだったという。今日の試合には本人から一軍昇格を聞いたお母さんと親戚が観戦に訪れたとのことで、記念ボールはお母さんの手に渡った。
「ファームで好調だったので不安はなかった。この流れにのっていきたいですね」
二軍で結果を出してつかんだ今回のチャンス。園部はいきなり満点回答で首脳陣の期待に応えてみせた。
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