今年の有力候補は? 2024年プロ野球、リーグ別ベストナイン予想
2024/11/25
産経新聞社
指名打者(DH編)
フランミル・レイエス
指名打者からは、今季から北海道日本ハムファイターズに加入したフランミル・レイエスが選ばれると予想した。
開幕戦で来日初本塁打を放つスタートを切ったが、以降は不振に陥り、5月中旬にファーム降格。それでも、6月中旬に再昇格を果たすと、8月からは打棒が炸裂した。
8月2日のソフトバンク戦でヒットを放つと、この試合から球団新記録となる25試合連続安打を記録。同月は打率.403と打ちまくり、月間MVPを受賞した。
9月に入っても勢いは止まらず、同20日の楽天戦では2本の3ランホームランを放って6打点を記録した。最終成績は103試合の出場で、打率.290、25本塁打、65打点。規定打席には届かなかったが、後半戦の勢いは凄まじかった。
対抗馬には、昨年、指名打者としてベストナインに輝いたグレゴリー・ポランコ(ロッテ)の名前が挙がる。
今季も昨季同様、左翼か指名打者での起用となった。持ち前のパワーを発揮し、118試合の出場で打率.243、23本塁打、60打点をマーク。確実性には欠けるものの、チームの得点源として欠かせない存在だ。
今季も規定打席に乗せてきたポランコ。だが、全体的な打撃成績を考慮すると、レイエスに分がありそうだ。