他球団も垂涎!? セ・リーグの現役ドラフト注目野手(2)広島の“有力候補”は…?
2024/12/02
産経新聞社
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日本野球機構(NPB)は、12月9日に2024年度の現役ドラフトを開催する。同制度は各球団2人以上の対象選手を選出し、必ず1人以上指名する見込み。移籍の活性化により、出場機会に恵まれていない選手の新天地での活躍が期待される。ここでは、今年の現役ドラフトで特に注目したいセントラル・リーグの野手を紹介する。
中村奨成(広島東洋カープ)
・投打:右投右打
・身長/体重:181cm/84kg
・生年月日:1999年6月6日
・経歴:広陵高
・ドラフト:2017年ドラフト1位
今季は打率1割台と目立つ活躍ができなかった中村奨成。高卒8年目を迎える来季は、正念場のシーズンとなりそうだ。
広陵高時代には、3年夏の甲子園で大会記録となる6本塁打をマーク。打線の中軸かつ正捕手とチームの大黒柱を担い、甲子園準優勝の原動力となった。
迎えたドラフト会議では2球団が1位指名で競合。抽選の結果、広島東洋カープへの入団が決まった。
高卒3年目の2020年に一軍デビューすると、翌2021年には39試合に出場し、打率.283、2本塁打、3盗塁と能力の高さを示した。同年から外野守備に挑戦し、2024年からは外野手登録に変更。
だが、足踏みのシーズンが続いており、今季は30試合の出場で打率.145と振るわず。それでも、ファームでは74試合出場、打率.278、8本塁打、32打点、6盗塁と結果を残している。
心機一転、新たな環境で再スタートを切るのも、1つの選択肢となるだろう。
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