他球団も垂涎!? パリーグの2024年現役ドラフト注目投手6人。主力になり得る目玉選手たち
2024/11/25 NEW
産経新聞社
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日本野球機構(NPB)は、12月9日に2024年度の現役ドラフトを開催する。同制度は各球団2人以上の対象選手を選出し、必ず1人以上指名する見込み。移籍の活性化により、出場機会に恵まれていない選手の新天地での活躍が期待される。ここでは、今年の現役ドラフトで特に注目したいパシフィック・リーグの投手を紹介する。
與座海人
投打:右投右打
身長/体重:173cm/80kg
生年月日:1995年9月15日
経歴:沖縄尚学高 – 岐阜経済大
ドラフト:2017年ドラフト5位
近年は持ち味のピッチングを発揮できず、苦境に立たされているのが埼玉西武ライオンズの與座海人である。
沖縄尚学高校では、3年時に春夏連続で甲子園に出場。岐阜経済大学を経て、2017年ドラフト5位で西武から指名を受け入団。
プロでは、ルーキーイヤーの2018年にトミー・ジョン手術を受け、プロ2年目から育成契約へ移行と苦難のスタートとなった。
しかし、懸命なリハビリを経て2019年11月に支配下復帰を果たすと、2021年に15試合登板、防御率2.79を記録するなど、頭角を現した。
さらに、2022年は20試合登板(19先発)で10勝、防御率2.88(規定未満)をマーク。現代では希少なアンダースローという面からも大きな注目を集めた。
しかし、昨季は15試合の先発登板で2勝6敗、防御率3.69と成績を落とし、今シーズンも復活とはならず。7試合の登板で1勝4敗、防御率4.81と苦しんだ。
西武は髙橋光成、今井達也の両エースに加え、ルーキーイヤーから2桁勝利を挙げた武内夏暉、今季9勝の隅田知一郎など、充実した先発陣を誇っている。
チームの戦力層を考えると、現役ドラフトによる他球団移籍の可能性もあるだろう。