他球団も垂涎!? パリーグの2024年現役ドラフト注目野手6人。主力になり得る目玉選手たち
2024/11/29 NEW
産経新聞社
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日本野球機構(NPB)は、12月9日に2024年度の現役ドラフトを開催する。同制度は各球団2人以上の対象選手を選出し、必ず1人以上指名する見込み。移籍の活性化により、出場機会に恵まれていない選手の新天地での活躍が期待される。ここでは、今年の現役ドラフトで特に注目したいパシフィック・リーグの野手を紹介する。
渡部健人
投打:右投右打
身長/体重:176cm/115kg
生年月日:1998年12月26日
経歴:日本ウェルネス高 – 桐蔭横浜大
ドラフト:2020年ドラフト1位
今季はまさかの大不振に終わった渡部健人。パワーは間違いないだけに、長距離砲が補強ポイントとなる球団には、魅力的な存在だ。
日本ウェルネス高校から桐蔭横浜大学に進学すると、1年春からリーグ戦に出場。2020年ドラフト1位で埼玉西武ライオンズから指名を受け入団した。
ルーキーイヤーはファームで90試合に出場すると、打率.228ながら19本塁打、64打点の好成績で打撃2冠に。同年は一軍の舞台も経験し、プロ初本塁打をマークした。
翌2022年はファームでも打率1割台とコンディションが上がらず、一軍出場はなかったが、昨季は57試合の一軍出場で6本塁打を記録するなど、持ち前の長打力を発揮した。
今シーズンはさらなる飛躍が期待されたが、11試合の出場で打率.030、本塁打ゼロと絶不調のままシーズンを終えた。
ファームでは98試合の出場で11本塁打を記録した一方、打率.247と、最大の課題とされる確実性の向上には至らなかった。
今季の西武は、チーム打率が12球団ワーストと打撃力不足に泣いている状況だが、今シーズンの成績を踏まえると、現役ドラフトの対象となる可能性も考えられる。