ジャイアンツの若手ホープは? 巨人、来季のブレイク候補6人。未来を担う選手たち
2024/12/01
産経新聞社
中山礼都
投打:右投左打
身長/体重:182cm/82kg
生年月日:2002年4月12日
経歴:中京大中京高
ドラフト:2020年ドラフト3位
今季の終盤戦に躍動した中山礼都も、ブレイクが期待される選手だ。
中京大中京高では髙橋宏斗(中日)とともにプレーし、2020年ドラフト3位で読売ジャイアンツに入団。将来の正遊撃手として期待を受けた。
一軍出場を果たしたのは、高卒2年目の2022年。同年は主に遊撃手として50試合に出場したが、打率.198、3打点、3盗塁の成績に終わった。
翌2023年は開幕一軍を勝ち取った中山だが、78試合に出場するもスタメン出場は28試合。同年は打率.239、3打点、5盗塁の成績だった。
そんな中、今季は後半戦から一軍で存在感を発揮。9月7日のDeNA戦では9回に代打で出場すると、値千金の同点打を放って勝利に貢献した。
同29日のヤクルト戦では、3安打を放って猛打賞を記録。最終的には67試合に出場し、打率.318をマークした。
DeNAとのクライマックスシリーズ(CS)では吉川尚輝の離脱もあり、二塁手として出場。第5戦では決勝点となるプロ初本塁打を放つなど、チームの打撃陣が不調の中で存在感を放っていた。
門脇誠や泉口友汰といったライバルの中で、中山は競争を勝ち抜けるだろうか。