チームによっては主力級!? 巨人、2024年現役ドラフト注目選手6人。出場機会を求める選手たち
2024/12/03 NEW
産経新聞社
畠世周
・投打:右投左打
・身長/体重:186cm/82kg
・生年月日:1994年5月31日
・経歴:近大福山高 – 近畿大
・ドラフト:2016年ドラフト2位
近年は故障もあって、登板機会が激減している畠世周。プロ9年目を迎える来季は正念場のシーズンとなるだけに、再起をかけたいところだ。
2016年ドラフト2位で読売ジャイアンツに入団すると、ルーキーイヤーはシーズン途中から先発ローテーションに定着し、13試合の登板で6勝4敗、防御率2.99の好成績をマーク。今後も先発ローテーションとして期待されていた。
しかし、翌2018年は腰の故障、2020年には右肩の肉離れを発症。故障に泣かされ、不本意なシーズンが続いた。
2021年にはリリーフに転向し、自己最多の52試合に登板したが、翌2022年は27試合と登板数が半減。昨季は開幕前に行った右肘のクリーニング手術により、一軍登板がないままシーズンを終えた。
故障が癒えた今季は二軍で37試合に登板し、防御率1.41の好成績を残したが、一軍ではわずか1試合の登板にとどまった。
投手層が厚く、なかなか出番が回ってこない状況だが、一軍での実績はある投手。現役ドラフトの対象となれば、投手力に悩む球団にとっては狙い目となりそうだ。