チームによっては主力級!? 中日、2024年現役ドラフト注目選手6人
2024/12/05
産経新聞社
石垣雅海
投打:右投右打
身長/体重:181cm/88kg
生年月日:1998年9月21日
経歴:酒田南高
ドラフト:2016年ドラフト3位
プロ8年目を迎えた石垣雅海。立場が苦しい選手の1人といえるだろう。
酒田南高では1年時からレギュラーを獲得し、早くから主軸打者としてチームを牽引。高校通算37本塁打という実績を引っ提げ、ドラフト3位で中日ドラゴンズに入団した。
和製大砲としての活躍を望まれる中、プロ2年目の2018年にフレッシュオールスターゲームでMVPを受賞。また、2020年には一軍でプロ初アーチを記録し、徐々に頭角を現していた。
プロ6年目の2022年には、一軍で50試合に出場。打率.162(68打数11安打)ながらも3本塁打を放つなど、持ち前のパンチ力を示した。
しかし、2023年は22試合の一軍出場にとどまり、打率.087(23打数2安打)と低迷。ここまで2022年の成績がキャリアハイとなっており、厳しいシーズンが続いている。
今季は5月1日のDeNA戦で一軍初打席を迎えると、幸先良く二塁打をマーク。しかし、勢いに乗ることはできず、9試合の出場で打率.200(10打数2安打)にとどまった。
石垣は内野の複数ポジションを守れるが、田中幹也や福永裕基、村松開人らが台頭。居場所を失いつつあることを踏まえると、現役ドラフトの対象となっても不思議ではないだろう。