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衝撃の“退団”に…プロ野球、減額制限超えの年俸ダウンで自由契約を選んだ6人。移籍を希望した大物選手たち

2024/12/20 NEW

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産経新聞社



(左から)新井貴浩、田中将大、金子千尋

プロ野球 最新情報

 東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大が、減額制限を超える大幅な減俸を提示され、退団を決断した。プロ野球では、減額制限(年俸1億円以下は25%、それ以上は40%)を超える年俸を提示された場合、自由契約を選択できる。ここでは、減額制限超えの年俸ダウン提示を受け、自由契約を選んだ歴代選手を紹介する。

 

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中島宏之

中島宏之
・投打:右投右打
・身長/体重:180cm/90kg
・生年月日:1982年7月31日
・経歴:伊丹北高
・ドラフト:2000年ドラフト5位
 
 NPB4球団を渡り歩いている中島宏之も、減額制限を超える年俸ダウン提示を受け、自由契約を選択した1人だ。
 
 伊丹北高から2000年ドラフト5位で西武ライオンズに入団すると、高卒4年目の2004年に正遊撃手の座を奪取。2008年には124試合の出場で打率.331、21本塁打、81打点、出塁率.410の好成績を収め、最高出塁率のタイトルを受賞した
 

 
 さらに、翌2009年にも最多安打(173安打)、最高出塁率(.398)の打撃2冠に輝くなど。リーグ屈指の好打者へと成長した。
 
 その後、メジャーリーグ挑戦を経て、2015年からはオリックス・バファローズに加入。まずまずの結果を残していたが、2018年は77試合の出場にとどまり、球団側は減額制限を超える減俸を提示。自由契約を選択し、読売ジャイアンツに活躍の場を移した。
 
 巨人加入2年目の2020年には、100試合出場、打率.297、7本塁打、29打点の活躍。しかし、徐々に出場機会が減少。2023年オフに戦力外通告を受けた。
 
 今季は中日ドラゴンズでプレーしたが、15試合の出場で13打数無安打という結果に。期待された代打の役割を果たせず、2年連続で戦力外通告を受ける形になった。
 
 来季で43歳を迎え、通算2000本安打まで残り72本に迫っている中島。今オフの去就が注目されている。

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