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衝撃の“退団”に…プロ野球、減額制限超えの年俸ダウンで自由契約を選んだ6人。移籍を希望した大物選手たち

2024/12/20 NEW

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産経新聞社



金子千尋

金子千尋
・投打:右投左打
・身長/体重:180cm/77kg
・生年月日:1983年11月8日
・経歴:長野商 – トヨタ自動車
・ドラフト:2004年ドラフト自由枠
 
 オリックス・バファローズの絶対的エースとして君臨し、数々の個人タイトルを獲得した金子千尋。しかし、減額制限を超える条件提示を受け、キャリアの晩年は北海道日本ハムファイターズで腕を振った。
 
 長野商から2004年ドラフト自由枠でオリックスに入団すると、プロ3年目に先発ローテーションに定着。その後はエース街道を歩み、2010年には最多勝(17勝)に輝いた。
 

 
 2014年には26試合の登板で16勝5敗、防御率1.98という傑出した成績を残し、投手2冠(最多勝、最優秀防御率)と沢村賞を獲得。
 
 しかし、翌年以降は徐々に成績が低迷。2018年は17試合の登板で4勝7敗、防御率3.87に終わると、同年オフには球団側から減額制限を超える大幅減俸が提示。自由契約を選択し、翌2019年から日本ハムに加わった。
 
 移籍初年度は26試合に登板し、8勝7敗、防御率3.04をマーク。翌2020年はリリーフに回って34試合に登板するなど、あらゆる起用法に応えた。
 
 だが、2022年はわずか3試合の一軍登板にとどまり、同年限りで現役引退を決断。現在は日本ハムの二軍投手コーチを務めている。

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