衝撃の“退団”に…プロ野球、減額制限超えの年俸ダウンで自由契約を選んだ6人。移籍を希望した大物選手たち
2024/12/20 NEW
産経新聞社
新井貴浩
・投打:右投右打
・身長/体重:189cm/102kg
・生年月日:1977年1月30日
・経歴:広島工 – 駒沢大
・ドラフト:1998年ドラフト6位
国内フリーエージェント(FA)権を行使し、広島東洋カープから阪神タイガースに移籍した新井貴浩。2014年オフに減額制限を超える提示を受け、古巣での再出発を決断した。
駒沢大から1998年ドラフト6位で広島に入団すると、プロ3年目の2001年にレギュラーへ定着。2005年には142試合の出場で打率.305、43本塁打、94打点と傑出した成績を残し、本塁打王に輝いた。
2007年オフに国内FA権を行使し、阪神に移籍。2011年には144試合の出場で打率.269、17本塁打、93打点をマークして打点王を獲得するなど、新天地でも打線の中軸を担った。
しかし、2014年はマウロ・ゴメスにポジションを奪われ、出場機会が減少。同年オフに減額制限を超える減俸提示を受け、自由契約を申し入れた。
そんな中、古巣・広島が獲得に乗り出し、2015年に8年ぶりの古巣復帰。翌2016年には132試合の出場で打率.300、19本塁打、101打点の活躍でチームを25年ぶりのリーグ優勝に導き、最優秀選手に選出された。
その後、2018年限りで現役を引退。2023年からは広島の一軍監督を務めている。