衝撃の“退団”に…プロ野球、減額制限超えの年俸ダウンで自由契約を選んだ6人。移籍を希望した大物選手たち
2024/12/20 NEW
産経新聞社
坂口智隆
・投打:右投左打
・身長/体重:181cm/82kg
・生年月日:1984年7月7日
・経歴:神戸国際大付高
・ドラフト:2002年ドラフト1巡目
2022年まで現役を続け、“最後の近鉄戦士”となった坂口智隆。2015年オフに減額制限超えの提示を受けて退団となったが、新天地で見事な復活を遂げた。
神戸国際大付高から2002年ドラフト1巡目で大阪近鉄バファローズに入団。球団合併に伴いオリックスに移ると、2008年からは不動のレギュラーを担った。
さらに、同年から4年連続でゴールデングラブ賞を受賞。2011年tは全144試合に出場して打率.297、175安打をマークし、最多安打のタイトルを獲得した。
しかし、2012年以降は故障もあって成績が低迷。2015年は36試合の出場にとどまると、同年オフに減額制限を超える減俸を受け、自由契約を選択した。
それでも、2016年から東京ヤクルトスワローズに活躍の場を移すと、同年はレギュラーを奪い、5年ぶりに規定打席へ到達。2018年には139試合の出場で打率.317、3本塁打、37打点、出塁率.406の好成績を残した。
その後もヤクルトでプレーを続け、2022年限りで現役を引退。新天地で再び存在感を放った。
【了】