藤川新体制で“チャンス到来”…?阪神、来シーズンの新たな1軍戦力と目される逸材6人
2024/12/10
産経新聞社
井坪陽生
・投打:右投右打
・身長/体重:177cm/88kg
・生年月日:2005年3月17日
・経歴:関東第一高
・ドラフト:2022年ドラフト3位
ルーキーイヤーから二軍で光るものを見せ続けている井坪陽生。近い将来のブレイクが期待される1人だ。
関東第一高時代には甲子園出場こそなかったが、高校通算32本塁打を記録。走攻守三拍子揃った外野手として注目を集め、2022年ドラフト3位で阪神タイガースに入団した。
高卒1年目の昨季は、6月まで二軍で打率3割超を記録。一時は首位打者に立つなど、高卒新人らしからぬパフォーマンスを発揮。
夏場以降は状態を落としたが、最終的に93試合の出場で打率.248、3本塁打、34打点、4盗塁とまずまずの数字を残した。
今季はファームで105試合に出場し、打率.275、2本塁打、28打点、15盗塁の好成績をマーク。シーズン終盤まで安定した数字を残すなど、前年からの成長を見せた。
今秋のキャンプでは、藤川球児新監督から高評価を受けるなど、不動の正中堅手・近本光司の”後釜候補”としても期待が寄せられている。高卒3年目を迎える来季、まずは一軍デビューを狙いたい。