藤川新監督の下で“ピンチ”に…?阪神、来シーズンは厳しい立場となり得るベテラン選手6人
2024/12/13 NEW
産経新聞社
梅野隆太郎
・投打:右投右打
・身長/体重:173cm/79kg
・生年月日:1991年6月17日
・経歴:福岡工大城東高 – 福岡大
・ドラフト:2013年ドラフト4位
長らく正捕手としてチームを支えている梅野隆太郎。しかし、捕手は指揮官によって起用法が大きく変わるポジションだけに、来季は出場機会が減少する可能性もあるだろう。
2013年ドラフト4位で阪神タイガースに入団。ルーキーイヤーから92試合と多くの出場機会を得ると、プロ4年目の2017年には正捕手に定着した。
持ち前の強肩と卓越したブロッキング技術を武器に、翌2018年から3年連続でゴールデングラブ賞を獲得。
特に2019年は、129試合の出場で打率.266、9本塁打、59打点、14盗塁と、走攻守に優秀な成績を収めた。
しかし、近年はパフォーマンスが低下。昨季は左尺骨骨折もあって72試合の出場にとどまり、打率.194、1本塁打、19打点と寂しい数字に終わった。
今季は95試合に出場するも、打率.209、盗塁阻止率.216という数字に。チームの捕手ではトップの出場数となったが、攻守で精彩を欠いた。
来季は坂本誠志郎に加え、二軍で好成績を残している中川勇斗や、ドラフト4位入団の町田隼乙などが争いに加わってくることが予想される。厳しい競争となりそうだ。
【了】