藤川新監督の下で“ピンチ”に…?阪神、厳しい立場となり得るベテラン(2)FA権行使せず“ライバル加入”
2024/12/17
産経新聞社
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2024年限りで岡田彰布監督が退任し、2025年シーズンから藤川球児新監督が指揮を執る阪神タイガース。プロ野球では指揮官が代われば、起用方針も変わることが多い。藤川監督の就任初年度となる来季は、戦力層が大きく変わる可能性もありそうだ。そこで今回は、藤川新体制でピンチの立場となり得るベテラン選手を紹介したい。
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糸原健斗
・投打:右投左打
・身長/体重:175cm/78kg
・生年月日:1992年11月11日
・経歴:開星高 – 明治大 – JX-ENEOS
・ドラフト:2016年ドラフト5位
今オフ、FA権を行使せず残留を決めた糸原健斗。代打の切り札として貴重な存在だが、新戦力の加入などもあり、立場は安泰ではなさそうだ。
社会人野球のJX-ENEOS(現:ENEOS)から2016年ドラフト5位で阪神タイガースに入団。プロ2年目にはレギュラーに定着。内野の複数ポジションを守り、全143試合の出場で打率.286、1本塁打、35打点の好成績を残した。
翌2019年も全試合出場を果たし、レギュラーの座を強固なものにした糸原。2020年は右手有鈎骨の骨折もあって63試合の出場にとどまったが、翌2021年には125試合の出場で打率.286をマークするなど、打線の潤滑油として活躍した。
しかし、2023年から中野拓夢が二塁にコンバートされ、三塁には佐藤輝明、遊撃には木浪聖也が定着。糸原は同年のスタメン出場がわずか7試合に減少し、代打での出場が中心になった。
今季も代打起用がメインだったが、代打打率は.194(62打数12安打)にとどまり、苦しいシーズンとなった。
オフには国内FA権を行使せず、新たに単年契約を結んで残留した糸原。そんな中、横浜DeNAベイスターズから代打として実績のある楠本泰史が加入した。
糸原と同じ左打ちの楠本は、2021年に代打打率.295(44打数13安打)、2023年は.250(56打数14安打)をマークするなど、勝負強さが光る打者。強力なライバルとなりそうだ。
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