プロ野球現役ドラフト2024、セリーグ球団別評価は? 第3回の指名・移籍選手から見る”戦略”は…?
2024/12/10
読売ジャイアンツ
読売ジャイアンツは、1巡目で北海道日本ハムファイターズの田中瑛斗を指名。高卒7年目の右腕が、今季のセ・リーグを制した巨人に入団する。
巨人から移籍することになったのは、一軍での実績がある畠世周。投手力が高い阪神タイガースから指名を受けた。
田中は、柳ヶ浦高から2017年ドラフト3位で日本ハムに入団。だが、プロ2年目の2019年に一軍デビューを果たすも、翌2020年に右肘を手術。2021年オフには戦力外通告を受け、育成落ちを経験した。
それでも、2022年7月に支配下復帰し、同年は一軍でプロ初勝利もマーク。今季はわずか3試合の一軍登板に終わったが、ファームでは主にリリーフとして29試合に登板し、防御率2.35の成績を残した。
日本ハムでは北山亘基や金村尚真、山本拓実といった同世代の投手に埋もれつつあった田中。巨人は投手力のあるチームだが、この移籍をきっかけにブレイクできるか注目だ。