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プロ野球現役ドラフト2024、セリーグ球団別評価は? 第3回の指名・移籍選手から見る”戦略”は…?

2024/12/10

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中日ドラゴンズ

(左から)井上一樹監督、伊藤茉央
 
 中日ドラゴンズは、1巡目で東北楽天ゴールデンイーグルスの伊藤茉央を指名。プロ2年目の若手右腕だが、新たな環境に身を置くこととなった。
 
 一方、高卒8年目の石垣雅海が千葉ロッテマリーンズから指名を受け、チームを離れることになった。
 

 
 伊藤は、東京農業大北海道オホーツクから2022年ドラフト4位で楽天に入団。プロ1年目から一軍で25試合にリリーフ登板し、防御率3.27の成績をマークした。
 
 しかし、プロ2年目の今季はわずか6試合の一軍登板で防御率7.94という数字に。とはいえ、ファームでは安定した投球を披露し、41試合の登板で防御率2.64の成績を残した。
 
 右のサイドハンドから繰り出されるシンカーを武器としている伊藤。中日はリリーフ陣が強力だが、伊藤のようなタイプはいないため、貴重な存在とも言える。
 
 制球力の改善次第では、鉄壁リリーフ陣の一角に割って入れる可能性は十分にある。

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