タイガースの若手ホープは? 阪神、来季のブレイク候補6人。未来を担う選手たち
2024/12/16 NEW
産経新聞社
門別啓人
投打:左投左打
身長/体重:183cm/86kg
生年月日:2004年7月10日
経歴:東海大札幌高
ドラフト:2022年ドラフト2位
将来の先発ローテーション候補として、期待を受けている門別啓人。次世代エース候補の一人である。
東海大札幌高から、2022年ドラフト2位で阪神タイガースに入団。高卒1年目から一軍のマウンドに立つと、9月30日の広島戦でプロ初先発を果たし、5回無失点の好投を見せた。
同秋のキャンプでは前監督の岡田彰布氏から絶賛され、高卒2年目の今季は開幕一軍入りを果たした。だが、5月3日の巨人戦で先発した際には3回6失点(自責点4)。相手の4番・岡本和真に2点本塁打を浴びるなど、悔しい登板となった。
それでも、ファームでしばらく腕を振り、8月24日の広島戦で再度一軍で先発。同試合では負け投手にこそなったが、5回2失点と試合を作った。
10月のみやざきフェニックス・リーグでも登板機会を得ると、同8日のサムスン戦では6回8奪三振無失点。5者連続三振を奪うなど、片鱗をのぞかせた。
一方、今秋ドラフトでは期待の若手右腕・今朝丸裕喜が2位指名を受けて入団。門別からすると、ライバルがまた一人増えたと言える。
来季は無論、プロ初勝利を期待したいところ。藤川球児監督が指揮を執る新生・タイガースで、門別は一軍戦力に加われるだろうか。