九里亜蓮のFA人的補償は? オリックスのプロテクトリスト28人を徹底予想。広島移籍の可能性がある選手は…?
2024/12/26 NEW
産経新聞社
“当落線上”と目される投手は…?
今季はBクラスに沈んだが、リーグ3連覇を成し遂げただけに実績豊富な選手が多く、やむなくリスト外となった選手も存在する。ここでは、プロテクト当落線上に位置すると思われる投手を取り上げたい。
山岡泰輔
今季は6試合の一軍登板にとどまった山岡泰輔。プロ入り当初は先発投手としてキャリアを積み、2019年には13勝をマークして最高勝率(.765)に輝いた。
昨季のシーズン途中からリリーフに転向し、来季も中継ぎ起用となるが、人数の関係で泣く泣くプロテクト外となった。
山岡は順調にいけば、来季中にFA権を取得する見込み。広島東洋カープも獲得に踏み込みづらい側面もあり、どのような選択になるか注目が集まる。
本田仁海
今季は23試合に救援登板した高卒7年目の本田仁海も、当落線上となりそうだ。
プロ入り後は右肘の手術により、一時は育成契約となったが、2022年には42試合の登板で防御率3.50をマーク。
今季は右肘の故障で出遅れ、23試合の登板で11ホールドポイント(2勝9ホールド)、防御率2.86という成績でフィニッシュ。
来季もブルペンを支える活躍が期待されるが、人数の関係でやむなくプロテクト外と予想した。
鈴木博志
現役ドラフトで今季からチームに加わった鈴木博志だが、人数の関係でリスト外と予想した。
中日ドラゴンズ時代には不本意なシーズンを過ごしていたが、新天地で迎えた今季はロングリリーフなど、あらゆる起用に応えた。
最終的には32試合の登板で10ホールドポイント(1勝1敗9ホールド)、防御率2.97の好成績をマーク。だが、阿部翔太や山﨑颯一郎など、より実績のある救援投手を優先する形となった。
そのほか、2021年に51試合に登板した富山凌雅、東松快征や川瀬堅斗といった期待の若手投手も、人数の関係でプロテクト外と予想。広島にとっては、魅力的な存在が多いと言えるだろう。