まさかの“直訴”で…プロ野球、他球団移籍を志願した歴代選手6人。フロントへ希望を伝えたが…?
2024/12/20 NEW
産経新聞社
島内宏明
投打:左投左打
身長/体重:180cm/75kg
生年月日:1990年2月2日
経歴:星稜高 – 明治大
ドラフト:2011年ドラフト6位
契約更改での発言が大きな波紋を呼んだ島内宏明。来季は勝負の1年となりそうだ。
星稜高から明治大を経て、2011年ドラフト6位で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団。プロ2年目の2013年には97試合に出場し、日本シリーズの舞台も経験した。
その後はレギュラーに定着出来ないシーズンが続いたが、2016年から出場機会を増やすと、2017年は全143試合に出場し、打率.265、14本塁打、47打点の記録を収めた。
翌年以降は中軸としての起用も増加。2021年には打率.257ながらキャリアハイとなる21本塁打、96打点をマークし、初の打撃タイトルとなる打点王に輝いた。
ところが、2022年オフの契約更改時の会見で、複数年契約中にもかかわらずFA権を行使したいと発言。後に本人が謝罪するなど物議を醸した。
昨季は104試合の出場で打率.236に終わると、今季はわずか40試合の出場にとどまり、本塁打ゼロと苦しいシーズンが続いている。
外野陣では、今シーズン全試合フルイニング出場を果たした小郷裕哉などが存在感を示しただけに、35歳となる来季は、巻き返しが必須となる。