まさかの“直訴”で…プロ野球、他球団移籍を志願した歴代選手6人。フロントへ希望を伝えたが…?
2024/12/20 NEW
産経新聞社
新庄剛志
投打:右投右打
身長/体重:181cm/76kg
生年月日:1972年1月28日
経歴:西日本短大付高
ドラフト:1989年ドラフト5位
現在は北海道日本ハムファイターズの指揮官を務める新庄剛志も、現役時代に他球団への移籍を望んだことがあった。
西日本短大付高時代の甲子園出場は無かったが、打撃、守備の両面で高い評価を得ていたこともあり、1989年ドラフト5位で阪神タイガースに入団した。
高卒3年目の1992年に頭角を現し始めると、1993年には102 試合出場で打率.257、23本塁打をマーク。同年から外野手部門でのゴールデングラブ賞の常連となり、攻守でチームに欠かせない存在になった。
そんな中、87試合出場で打率.225(規定未満)、7本塁打と低調に終わった1995年オフ、トレード移籍を希望した新庄。この事態には、さまざまな憶測も飛び交った。
結果的には阪神に残留してプレーを続け、2000年オフにFA権を行使しメジャーリーグに挑戦。2004年からは日本球界へ復帰し、日本ハムに入団した。
加入1年目の2004年は123試合に出場し、打率.298、24本塁打、79打点の好成績をマーク。2006年にはリーグ優勝、日本一に大きく貢献し、同年限りで現役を引退した。
2022年からは日本ハムの指揮官に就任。今季はリーグ2位に入るなど、チームを大躍進に導いている。