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まさかの“直訴”で…プロ野球、他球団移籍を志願した歴代選手6人。フロントへ希望を伝えたが…?

2024/12/20 NEW

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産経新聞社



古木克明

横浜ー古木克明
投打:右投左打
身長/体重:182cm/85kg
生年月日:1980年11月10日
経歴:豊田大谷高
ドラフト:1998年ドラフト1位

 
 高卒ドラフト1位入団を果たした古木克明。プロでも大気の片鱗こそ示したが、本領発揮とはならなかった。
 
 豊田大谷高では2年夏、甲子園で1試合2本のアーチを描き、注目の的に。持ち前の長打力を高く評価され、1998年ドラフト1位で横浜から指名を受けた。
 

 
 高卒5年目の2003年には、125試合の出場で打率.208(規定未満)ながら22本塁打を記録。翌2004年も94試合に出場し、打率.290をマークするなど存在感を示し始めていた。
 
 しかし、2005年に牛島和彦氏が監督に就任後は、守備面での不安がネックとなって出場機会が減少。この起用法に不信感を抱いたこともあり、同年オフにトレード移籍を志願した。
 
 球団の説得もあり、翌年以降も横浜でプレーを続けたが、目立った成績を残せず。2007年オフにトレードでオリックス・バファローズへ移籍となった。
 
 オリックスでも本来の力を発揮できず、移籍初年度から21試合の出場で打率.222、本塁打ゼロと苦しむと、翌2009年オフに戦力外通告を受け、現役引退を表明した。

 

 

 
【了】

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