ドラゴンズの若手ホープは? 中日、来季のブレイク候補6人。未来を担う選手たち
2024/12/20 NEW
産経新聞社
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今季も課題の得点力不足に苦しみ、屈辱の3年連続リーグ最下位に沈んだ中日ドラゴンズ。今オフには井上一樹監督が就任し、来季は”強いドラゴンズ”の復活が期待される。その一方で、来季にブレイクが期待される選手も少なくない。ここでは、来季のブレイク候補となる中日の選手を紹介する。
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ブライト健太
投打:右投右打
身長/体重:184cm/88kg
生年月日:1999年5月7日
経歴:葛飾野高 – 上武大
ドラフト:2021年ドラフト1位
今季、一軍で初アーチを放ったブライト健太。この勢いに乗り、来季は一軍定着を狙いたいところだ。
都立の葛飾野高から上武大に進学し、2021年ドラフト1位で中日ドラゴンズに入団。走攻守の三拍子揃った選手として、即戦力での活躍が期待された。
しかし、プロ1年目は右肩痛や左足の肉離れなどのケガに泣かされ、一軍出場はなし。プロ2年目は開幕一軍入りを果たすも、一軍では33試合の出場で打率.241、4打点と物足りない数字に終わった。
プロ3年目の今季は開幕をファームで迎え、6月11日に今季初昇格。だが、同日の日本ハム戦では4打席で3三振を喫するなど、6月は一軍戦で打率.111(9打数1安打)と結果を出せず。同17日にはファームへ降格となった。
それでも、8月9日に再昇格を果たし、代打として出場機会を増やしていったブライト。同24日の巨人戦でも代打として打席に立つと、井上温大からプロ初ホームランを放った。
9月29日の広島戦では9回に代打出場すると、決勝打となる勝ち越しホームランを記録。今季は35試合の出場で打率.239、2本塁打、3打点に終わったが、代打では打率.320(25打数8安打)という好打率を残した。
また、今秋のキャンプでは外野の細川成也が一塁に再挑戦。来季、細川が一塁起用となれば外野の枠が1つ空くことになり、ブライトにとっては追い風となる。
一方、10月の「みやざきフェニックス・リーグ」では、右脚の太もも裏を痛めて離脱。一軍で活躍するために、”ケガをしない体づくり”もしていきたいところだ。
来季は年間通して一軍に帯同し、主軸へと成長してくれることに期待したい。