ドラゴンズの若手ホープは? 中日、来季のブレイク候補6人。未来を担う選手たち
2024/12/20 NEW
産経新聞社
仲地礼亜
投打:右投右打
身長/体重:177cm/83kg
生年月日:2001年2月15日
経歴:嘉手納高 – 沖縄大
ドラフト:2022年ドラフト1位
プロ2年目の今季は悔しいシーズンとなった仲地礼亜。それでも、持っているポテンシャルは高いだけに、ブレイクが期待される一人だ。
沖縄大から、2022年ドラフト1位で中日ドラゴンズに入団。沖縄の大学から初のドラフト指名を勝ち取り、NPBへの切符を手にした。
プロ1年目の昨季は、5月13日のヤクルト戦でプロ初登板初先発。しかし、初回に4番・村上宗隆に2点本塁打を浴びると、途中で左脇腹を痛めて1回2失点で降板となった。
それでも、夏場には再度一軍のマウンドに上がり、7月26日のDeNA戦でプロ初勝利をマーク。ルーキーイヤーは一軍で9試合に先発登板し、2勝5敗、防御率4.98の成績で終えた。
今季は4月中旬からファームで好投を続けると、5月26日のヤクルト戦で今季初登板初先発。だが、右足転筋を痛めて1イニングで緊急降板。前年のプロ初登板の際にも1イニングで降板しただけに、悔しいマウンドとなった。
さらに、復帰直後の8月25日にウエスタン・リーグで登板した際には、2回途中でまたしても緊急降板。再び右足転筋を痛め、今季の一軍登板はわずか1試合に終わった。
一方、ファームでは今季、9試合の登板で奪三振率9.18という高い数字を記録。ストレートやスライダーを中心に、多彩な変化球を持っているのも仲地の大きな武器。
また、今月には背番号「31」から「26」に変更されることが発表された。新たな背番号で飛躍を果たすためにも、故障離脱は避けていきたいところだ。