ドラゴンズの若手ホープは? 中日、来季のブレイク候補6人。未来を担う選手たち
2024/12/20 NEW
産経新聞社
松木平優太
投打:右投右打
身長/体重:178cm/78kg
生年月日:2003年2月24日
経歴:精華高
ドラフト:2020年育成選手ドラフト3位
今季に急成長を遂げた松木平優太は、来季のブレイク候補筆頭とも言えそうだ。
大阪府の精華高から、2020年育成選手ドラフト3位で中日ドラゴンズに入団。しかし、プロ入り以降は制球に苦しみ、ファームでも思わしくない投球内容が続いた。
そんな中、高卒4年目の今季はファームで防御率1点台の好投を続けた松木平。すると、7月には念願の支配下契約を勝ち取った。
7月10日のDeNA戦でプロ初登板初先発を果たすと、7回3失点の好投を披露。敗戦投手にはなったものの、DeNAのエース・東克樹を相手に堂々の投げ合いを演じた。
同31日のヤクルト戦で先発した際には、6回無失点の好投でプロ初勝利をマーク。その後も一軍のマウンドで腕を振り、一軍では8試合の先発登板で2勝4敗、防御率3.70の成績だった。
140キロ中盤のストレートを中心に、カットボールやチェンジアップなどを駆使する松木平。井上一樹監督からの期待も大きく、先発ローテーション入りが期待される。
さらに、今秋のドラフトでは同学年の金丸夢斗(関西大)と吉田聖弥(西濃運輸)が指名を受けて入団。ライバルの存在も刺激にし、さらなる高みを目指したいところだ。