【7月9日埼玉西武対オリックス戦、BBC独自採点】オリックス松葉「ラストチャンスの気持ちで臨んだ」。強打のライオンズ打線を散発3安打
7月9日、埼玉西武対オリックス戦は0-2でオリックスが勝利を収めた。現地取材に基づき、この試合をベースボールチャンネル独自基準にて採点を行ってみたい。
2016/07/10
息の詰まる投手戦
オリックスが2-0で西武を下した。
試合はオリックスの投手陣が奮闘。見事な完封リレーで西武の強力打線を封じ込んだ。
先発した松葉は初回こそ、先頭の秋山に中前安打を許したものの、3番・森をカーブで三振に斬ると、そこから波に乗った。その後は危なげないピッチングで8回途中までを3安打無失点。少し無駄なフォアボールがあったが、西武打線につけ入るスキを与えなかった。8回二死1塁からは吉田一、9回からはクローザーの平野が3三振に抑えて試合を締めた。
打線は1回に先頭の西野の左翼線二塁打で口火を切ると、1死3塁から3番・糸井が二塁を強襲する適時打を放ち先制。3回にも糸井が打った瞬間にわかるホームランを右翼スタンドにぶち込んだ。
西武は先発の野上は序盤の2失点後は粘ったものの、打線の援護がなく8敗目を喫した。
試合後、先発の松葉は「いい投球が続いていたんですけど、結果が出ていなかった。今日はラストチャンスくらいの気持ちで臨んだ」と振り返り、「試合の中で修正できたのが良かった。今日は良かったけど、次が大事になる」と気を引き締めていた。オリックス福良監督は「松葉は球に力もあったし、よく投げてくれた」と奮闘を称えていた。
採点基準
8 シーズンに1試合あるかないかの活躍
7.5 突き抜けた活躍
7 勝利貢献度上
6.5 勝利貢献度中
6 勝利貢献度小
5.5 活躍した選手
5 可もなく不可もない
4.5 足を引っ張った
4 敗戦につながるミス
3.5 退場など試合を壊す
さらに現地取材の内容を加味します。