多角的な視点で発信する野球専門メディアベースボールチャンネル



甲斐拓也のFA人的補償は? 巨人のプロテクトリスト28人を徹底予想。ソフトバンク移籍の可能性がある選手は…?

2025/01/07

text By

photo

産経新聞社



“当落線上”と目される投手は…?

 
 2024年にリーグ優勝を成し遂げたチームだけに、実績豊富な選手が多く、やむなくリスト外となった選手も存在する。ここでは、プロテクト当落線上に位置すると思われる投手を取り上げたい。
 
田中千晴
 
 ルーキーイヤーの2024年は30試合に登板した田中千晴も、やむなくプロテクト外とした。
 
 国学院大から2022年ドラフト3位で入団し、プロ1年目は30試合の登板で2勝3敗3ホールド、防御率5.51を記録。
 
 しかし、2024年は3試合の登板にとどまり、オフには右肘のクリーニング手術を実施するなど、不本意なシーズンを過ごした。
 
 それでも、189センチの長身から繰り出される150キロ超のストレートは大きな魅力となるだけに、プロテクト外となれば注視され得る存在だ。

 

 

伊藤優輔
 
 プロ4年目の2024年、念願の一軍デビューを果たした伊藤優輔。一軍実績の少なさと27歳という年齢を鑑みて、泣く泣くプロテクト外と予想した。
 
 2020年ドラフト4位で入団も、プロ1年目のオフに右肘内側側副靭帯再建術(通称:トミー・ジョン手術)を受け、育成契約に。
 
 2024年のシーズン途中に支配下復帰し、一軍では8試合の登板で防御率1.04の数字。二軍でも40試合の登板で4勝0敗14セーブ、防御率1.29の好成績を残している。

1 2 3 4 5 6 7


error: Content is protected !!