FAの“前哨戦”に…?プロ野球、複数年契約の提示を辞退した大物6人。単年契約選んだ一流選手たち
2025/01/04
産経新聞社
プロ野球 最新情報
プロ野球のストーブリーグでは、今オフにフリーエージェント(FA)宣言した選手の去就がすべて決定した。過去にはFA権を取得する見込みの前年オフ、契約更改で球団からの複数年契約を断り、単年契約を選ぶ例が数多く存在する。ここでは、複数年契約を辞退した大物を紹介したい。
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大山悠輔
投打:右投右打
身長/体重:181cm/94kg
生年月日:1994年12月19日
経歴:つくば秀英高 – 白鴎大
ドラフト:2016年ドラフト1位
今オフにFA権を行使し、去就に大きな注目が集まった大山悠輔。最終的には阪神タイガース残留を決めた。
つくば秀英高校で高校通算27本塁打を放ち、白鴎大学へ進学。大学日本代表の4番を経験し、2016年ドラフト1位で阪神へ入団した。
ルーキーイヤーから75試合に出場すると、2019年には全143試合に出場して打率.258、14本塁打、76打点をマークするなど、不動のレギュラーとなった。
2020年には116試合出場で打率.288、28本塁打の好成績をマークすると、同年から3年連続20本塁打以上を記録。
2023年には全143試合出場、打率.288、19本塁打、78打点、出塁率.403をマーク。最高出塁率のタイトルに輝き、チームのリーグ優勝、日本一の原動力となった
しかし、昨オフの契約更改では複数年契約を断り、単年での勝負を選択。迎えた今シーズン、昨季より数字は落としたが、主軸打者として変わらぬ存在感を放った。
そして今オフ、国内FA権を行使したが、熟考の末に阪神残留を決断。来季は藤川球児新監督の下、日本一奪還を目指す。