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FAの“前哨戦”に…?プロ野球、複数年契約の提示を辞退した大物6人。単年契約選んだ一流選手たち

2025/01/04

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産経新聞社



佐野恵太

DeNA・佐野恵太
投打:右投左打
身長/体重:178cm/88kg
生年月日:1994年11月28日
経歴:広陵高 – 明治大
ドラフト:2016年ドラフト9位
 
 今オフ、最終的に横浜DeNAベイスターズ残留を決めたのが、ドラフト9位からのし上がった佐野恵太だ。
 
 明治大学では3年時からレギュラーに定着。卓越した打撃技術が評価され、2016年ドラフト9位でDeNAへ入団した。
 

 
 プロ3年目の2019年に89試合に出場して存在感を示すと、2020年にはメジャー挑戦で渡米した筒香嘉智に代わって4番打者に抜擢。
 
 同年は106試合の出場で打率.328を記録し、首位打者のタイトルを獲得。この年から3年連続打率3割超えをクリアするなど、チームの主軸打者として存在感を発揮した。
 
 しかし昨季は、打率.264と前年より数字を落とすと、同年オフは複数年契約を提示されながらも、単年契約を結んだ。
 
 迎えた今季は、139試合出場で打率.273をマーク。打率3割到達は果たせなかったが、重要戦力としてリーグ3位からの日本一達成に貢献した。
 
 今オフにはFA権を取得し、去就に大きな注目が集まったが、新たに3年契約を結んだことを発表。外野のレギュラー争いが激しさを増している中、来シーズンこそ本領を発揮できるか。

 

 
【了】

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