FA宣言の“伏線”か…プロ野球、単年契約を選んだ大物6人。来オフの去就が注目される選手たち
2025/01/10 NEW
産経新聞社
髙橋光成(埼玉西武ライオンズ)
・投打:右投右打
・身長/体重:190cm/105kg
・生年月日:1997年2月3日
・経歴:前橋育英高
・ドラフト:2014年ドラフト1位
2024年は0勝11敗と散々なシーズンとなった髙橋光成。以前よりポスティングシステムでのメジャー挑戦を希望しているが、まずは節目となる国内FA権の取得要件を満たすことになりそうだ。
前橋育英高から2014年ドラフト1位で埼玉西武ライオンズに入団。高卒1年目から一軍で8試合に登板して5勝2敗、防御率3.07と、高卒新人らしからぬ数字を記録。
その後はやや苦しむシーズンが続いたが、2019年に先発ローテーション入りを果たすと、21試合登板で10勝6敗、防御率4.51の好成績を記録。自身初の2桁勝利を挙げた。
以降は先発の柱を担い、2023年は23試合登板で10勝8敗、4完投2完封、防御率2.21の好成績をマーク。
しかし、2024年は右肩の張りで出遅れ、4月中旬に一軍に合流するも、黒星が続いた。最終的に15試合の登板で0勝11敗、防御率3.87とまさかの数字に。
それでも、登板15試合中11試合で援護点0と不運も重なっていただけに、リベンジが期待される。
また、かねてよりメジャーリーグ挑戦を希望しているが、オフのメジャー移籍は持ち越しに。同時に2025年は国内FA権の取得が見込まれるだけに、動向が注視されている。