FA宣言の“伏線”か…プロ野球、単年契約を選んだ大物6人。来オフの去就が注目される選手たち
2025/01/10 NEW
産経新聞社
中川皓太(読売ジャイアンツ)
・投打:左投左打
・身長/体重:183cm/86kg
・生年月日:1994年2月24日
・経歴:広島・山陽高 – 東海大
・ドラフト:2015年ドラフト7位
2024年は故障もあって本来の実力が発揮できなかった中川皓太。2025年は国内FA権の取得が見込まれているだけに、復活を印象付けたいところだ。
東海大から2015年ドラフト7位で読売ジャイアンツに入団すると、ルーキーイヤーから一軍マウンドを経験。
プロ4年目の2019年には自己最多の67試合登板で4勝3敗16セーブ17ホールド、防御率2.37をマーク。その後もブルペン陣の一角として安定した数字を記録。
2022年こそ腰痛の影響で全休となったが、翌2023年はセットアッパーやクローザーの役割も担い、44試合登板で1勝4敗14セーブ17ホールド、防御率2.08とフル回転の活躍を見せた。
しかし2024年は、左膝痛で開幕早々に離脱。夏場に復帰したが、最終的に一軍では15試合の登板にとどまり、防御率8.76と低調な数字に終わった。
順調にいけば、2025年シーズン中に国内FA権を取得するが、オフには単年契約で契約を更改。例年通りの活躍ができれば、より高い評価を得ることとなりそうだ。