FA宣言の“伏線”か…プロ野球、単年契約を選んだ大物6人。来オフの去就が注目される選手たち
2025/01/10 NEW
産経新聞社
辰己涼介(東北楽天ゴールデンイーグルス)
・投打:右投左打
・身長/体重:180cm/74kg
・生年月日:1996年12月27日
・経歴:社高 – 立命館大
・ドラフト:2018年ドラフト1位
2024年は攻守で充実したシーズンを過ごした辰己涼介も、2025年中の国内FA権取得が見込まれている。
立命館大から2018年ドラフト1位で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団すると、ルーキーイヤーから124試合に出場し、外野のレギュラー格に。
当初は打撃に課題を抱えていたが、プロ3年目には2桁本塁打を放つなど、徐々に打撃成績を向上させた。
2024年は全143試合に出場し、打率.294、158安打、7本塁打、58打点、20盗塁の好成績をマーク。自身初の打撃タイトルとなる最多安打に加え、外野手部門のベストナインに輝いた。
また、プロ野球記録を更新するシーズン397刺殺をマークし、4年連続で外野手部門のゴールデングラブ賞を受賞するなど、守備面でも高い存在感を示している。
プロ7年目を迎える2025年は、順調にいけば国内FA権の取得要件を満たす。メジャーリーグ挑戦の意向も見せているが、どのような決断を下すか注目が集まる。
【了】