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カープの若手ホープは? 広島、来季のブレイク候補6人。未来を担う選手たち

2025/01/01

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産経新聞社



(左から)広島・常廣羽也斗、新井貴浩監督、田村俊介

プロ野球 最新情報

 今季は夏場まで好調を維持したが、9月の歴史的大失速で無念の4位に終わった広島東洋カープ。新井貴浩監督が就任3年目を迎える来季は、この悔しさを晴らしたいところだ。その一方で、来季にブレイクが期待される選手も少なくない。ここでは、来季のブレイク候補となる広島の選手を紹介する。

 

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田村俊介

広島・田村俊介
投打:左投左打
身長/体重:178cm/97kg
生年月日:2003年8月25日
経歴:愛工大名電高
ドラフト:2021年ドラフト4位
 
 今季は侍ジャパンに選出され、若手有望株として期待される田村俊介。近い将来、主軸を担って欲しい選手だ。
 
 愛工大名電高から、2021年ドラフト4位で広島東洋カープに入団。高卒2年目の2023年は開幕一軍入りを果たすと、同年は10試合の出場ながらも打率.364(22打数8安打)と片鱗をのぞかせた。
 

 
 今春には「カーネクスト侍ジャパンシリーズ2024」の日本代表にも選出された田村。第2戦では、代表としての初安打を放った。
 
 今季は「7番・右翼」で開幕スタメンを奪取。しかし、開幕戦で4打数4三振に倒れると、5月5日終了時点で打率.182(66打数12安打)と苦しい数字が続き、同8日にファーム降格となった。
 
 その後はファームでバットを振り続けると、8月から調子を上げ、同14日に再昇格。だが、代打として6試合に出場するも6打数0安打に終わり、9月2日に再び登録抹消となった。
 
 それでも、同23日に昇格後は打率.276(29打数8安打)をマーク。今季は37試合の出場で打率.198(101打数20安打)、5打点に終わったが、最終盤で結果を残した。
 
 チームの外野陣は秋山翔吾、野間峻祥がレギュラーとなっているが、若手が伸び悩んでいる状況。来季は末包昇大や宇草孔基、サンドロ・ファビアンなどと争う形になりそうだ。
 
 来季は打撃の確実性を上げ、競争から一気に突き抜けたい。

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