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カープの若手ホープは? 広島、来季のブレイク候補(2)”2試合連続完投”で覚醒?

2025/01/10 NEW

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産経新聞社



(左から)広島・常廣羽也斗、新井貴浩監督、田村俊介

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 今季は夏場まで好調を維持したが、9月の歴史的大失速で無念の4位に終わった広島東洋カープ。新井貴浩監督が就任3年目を迎える来季は、この悔しさを晴らしたいところだ。その一方で、来季にブレイクが期待される選手も少なくない。ここでは、来季のブレイク候補となる広島の選手を紹介する。

 

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玉村昇悟

広島・玉村昇悟
投打:左投左打
身長/体重:179cm/85kg
生年月日:2001年4月16日
経歴:丹生高
ドラフト:2019年ドラフト6位
 
 高卒2年目以降、毎年一軍のマウンドに上がっている玉村昇悟。来季こそ、ブレイクを果たせるだろうか。
 
 福井県の丹生高から、2019年ドラフト6位で広島東洋カープに入団。3年夏の福井県大会では大会記録の52奪三振を記録し、”越前のドクターK”とも呼ばれた。
 

 
 プロ2年目に一軍デビューを果たすと、17試合の先発登板で4勝7敗、防御率3.83の成績をマーク。同年は一軍で101イニングを投げるなど、大きな成長を見せたシーズンだった。
 
 しかし、翌2022年は一軍でわずか2勝。2023年は開幕一軍入りを果たすも3勝にとどまり、伸び悩む時期が続いた。
 
 高卒5年目の今季は開幕からファームで好投を続け、5月に一軍昇格した。7月30日のDeNA戦では9回3失点(自責点0)の好投でプロ初完投勝利を収めると、8月12日のDeNA戦でも9回3失点で完投勝利をマーク。
 
 今季は15試合の登板(12先発)で4勝5敗、防御率2.96をマークし、飛躍の兆しを見せた玉村。高卒6年目の来季は、ローテーションを守り切る活躍に期待だ。

 

 
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【了】



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