多角的な視点で発信する野球専門メディアベースボールチャンネル



Home » プロ野球最新情報 » 球界が震撼…まさかの“格差トレード”を経験した大物選手(2)巨人でも輝いた”優良助っ人”

球界が震撼…まさかの“格差トレード”を経験した大物選手(2)巨人でも輝いた”優良助っ人”

2025/05/23

text By

photo

産経新聞社



仁志敏久(左)とサブロー

プロ野球 最新情報(最新ニュース)

 近年のプロ野球では、以前より交換トレードが活発的に行われるようになった。一般的には同等の実績を持つ選手同士で行われるが、過去には、実績に大きな差がありながらも行われたいわゆる“格差トレード”と呼ばれる例が存在する。そこで今回は、格差トレードで移籍した大物選手を紹介する。

ゼラス・ウィーラー(楽天→巨人)

巨人・ウィーラー
・投打:右投右打
・身長/体重:178cm/100kg
・生年月日:1987年1月16日
・経歴:ウォーレス州コミュニティ大 – ヤンキース
 
 NPB在籍5年間で通算106本塁打を記録していたゼラス・ウィーラー。2020年の開幕直後にまさかのトレードを経験した。
 
 2015年に東北楽天ゴールデンイーグルスに加入すると、来日初年度は91試合出場、打率.255、14本塁打、50打点とまずまずの数字。徐々に日本の野球に適応し、2017年には142試合に出場し、打率.271、31本塁打、82打点の活躍でベストナインに輝いた。
 

 
 その後も主軸として打線をけん引していたが、2019年は打率.243と停滞。さらに、翌2020年は外国人枠の関係で開幕二軍スタートとなった。
 
 そんな中、同年の開幕直後に当時プロ4年目の池田駿とのトレードで読売ジャイアンツに電撃移籍。巨人加入初年度は98試合に出場し、12本塁打を記録。翌2021年には打率.289(規定未満)、15本塁打と高水準の数字を残した。
 
 2022年限りで現役を引退したが、2023年からは裏方として球団に貢献している。

 

 
【関連記事】
球界が震撼…まさかの“格差トレード”を経験した大物選手(1)
球界が震撼…まさかの“格差トレード”を経験した大物選手(3)
球界が震撼…まさかの“格差トレード”を経験した大物選手 全紹介

 
【了】



error: Content is protected !!