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ベイスターズの若手ホープは? DeNA、今季のブレイク候補6人。未来を担う選手たち

2025/01/10 NEW

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産経新聞社



(左から)DeNA・吉野光樹、三浦大輔監督、度会隆輝

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 昨季はリーグ3位からクライマックスシリーズ、日本シリーズを勝ち抜き、26年ぶりの日本一に輝いた横浜DeNAベイスターズ。今季はリーグ優勝も狙い、完全優勝を果たしたいシーズンとなる。その一方で、ブレイクが期待される選手も少なくない。ここでは、今季のブレイク候補となるDeNAの選手を紹介する。

 

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森敬斗

DeNA・森敬斗
投打:右投左打
身長/体重:177cm/80kg
生年月日:2002年1月28日
経歴:桐蔭学園高
ドラフト:2019年ドラフト1位
 
 2024年に頭角を現し、正遊撃手候補に躍り出た森敬斗。ポジション争いに終止符を打つ存在になるのだろうか。
 
 神奈川県の強豪・桐蔭学園高から、2019年ドラフト1位で横浜DeNAベイスターズに入団。高卒1年目の10月27日の巨人戦でプロ初出場を果たすと、初打席でフェンス直撃の二塁打を放った。
 

 
 その後は徐々に出場機会が増加。高卒3年目は61試合の出場で打率.234ながらも、2本塁打、6打点、5盗塁をマークした。
 
 しかし、翌2023年の一軍出場はわずか9試合。同年は「8番・遊撃」で開幕スタメンに名を連ねるも、打撃で結果を出せなかった。
 
 さらに、同秋のドラフトではポジションの被る石上泰輝が加入。守備に定評のある京田陽太、若手の林琢真などの存在もあり、森は厳しい状況下にいた。
 
 そんな中で迎えた、高卒5年目の2024年。同年は5月から一軍でスタメン出場すると、同31日の日本ハム戦で勝ち越しタイムリーヒットを放ち、チームを勝利に導いた。
 
 終盤にはさらに打撃の状態を上げ、9月は月間打率.326(43打数14安打)を記録。同年はキャリアハイの71試合に出場し、打率.251、5打点、8盗塁で終えた。
 
 クライマックスシリーズ(CS)でも好調を維持し、巨人との第2戦で先制打を放つと、第6戦では反撃の狼煙となる適時三塁打をマーク。日本シリーズでは全6試合の出場で打率.300(20打数6安打)を記録し、チームの26年ぶり日本一に貢献した。
 
 持ち味の強肩に加え、打撃でも結果を出し始めている森。チームでは正遊撃手が不在なだけに、今季はレギュラー奪取のチャンスとなる。

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