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波紋を呼ぶ…?ポスティング移籍も古巣以外に復帰した大物6人。メジャー挑戦後の新たな問題に?

2025/01/19 NEW

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産経新聞社、Getty Images



井川慶

ヤンキース・井川慶
・投打:左投左打
・身長/体重:186cm/93kg
・生年月日:1979年7月13日
・経歴:水戸商
・ドラフト:1997年ドラフト2位
 
 苦難のメジャー時代を過ごした井川慶は、恩師が指揮するオリックス・バファローズでNPB復帰を果たした。
 
 1997年ドラフト2位で阪神タイガースに入団した井川。高卒4年目の2001年に先発ローテーションに定着すると、翌2002年には31試合登板で自身初の2桁勝利(14勝)を記録。
 

 
 2003年には29試合の登板で20勝5敗、防御率2.80と傑出した数字をマーク。同年は最優秀防御率、最多勝のタイトルに加え、沢村賞を受賞した。
 
 その後も阪神のエースとして活躍を続け、2006年オフにポスティングを申請。大型契約でニューヨーク・ヤンキースに活躍の場を移した。
 
 しかし、メジャー初年度は14試合登板、2勝3敗、防御率6.25と低調な結果に。翌2008年以降はほとんど登板機会に恵まれず、苦しいメジャー挑戦となった。
 
 2012年に阪神時代の指揮官・岡田彰布氏が監督を務めたオリックスで日本球界に復帰。同年は12試合に登板し、2勝7敗、防御率4.65を記録したが、以降は登板機会が限られ、2015年オフに戦力外通告を受けた。

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