波紋を呼ぶ…?ポスティング移籍も古巣以外に復帰した大物(3)新たな“FA方式”になる…?
2025/02/04 NEW
産経新聞社、Getty Images
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昨オフ、上沢直之が福岡ソフトバンクホークスへの入団を決断。メジャー挑戦からわずか1年でのNPB復帰となり、古巣・北海道日本ハムファイターズのライバル球団への移籍となった。制度上問題はないものの、賛否両論が巻き起こっている。ここでは、ポスティングシステムでMLB移籍後に古巣以外の球団に移籍した選手を紹介する。
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有原航平
・投打:右投右打
・身長/体重:190cm/100kg
・生年月日:1992年8月11日
・経歴:広陵高 – 早稲田大
・ドラフト:2014年ドラフト1位
メジャーリーグで2年間プレーした後、古巣のライバルである福岡ソフトバンクホークスへ移籍した有原航平。NPB復帰後は先発陣を牽引し、2024年はリーグ優勝に大きく貢献した。
2014年ドラフト1位で北海道日本ハムファイターズに入団すると、ルーキーイヤーから8勝を挙げて新人王を受賞。
その後も先発ローテーションの一角を担い、2019年には24試合登板、15勝8敗、防御率2.46の好成績をマーク。同年は最多勝のタイトルを獲得した。
2020年オフにはポスティングを申請し、テキサス・レンジャーズに移籍。メジャー初年度は10試合に登板するも、2勝4敗、防御率6.64と結果を残せなかった。
さらに、翌2022年はわずか5試合の登板にとどまり、フリーエージェント(FA)となった有原。日本球界復帰に伴い争奪戦が繰り広げられ、ソフトバンクへの加入を決断した。
2023年は開幕から出遅れたが、最終的に17試合の登板で2桁10勝をマーク。2024年は26試合登板、14勝7敗、防御率2.36の好成績を収め、2度目の最多勝を獲得した。
NPB復帰後は2年連続2桁勝利と安定した投球を見せており、2025年もエースとしてチームを牽引する活躍が期待される。
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