スワローズの若手ホープは? ヤクルト、今季のブレイク候補6人。未来を担う選手たち
2025/01/16
産経新聞社
澤井廉
投打:左投左打
身長/体重:180cm/94kg
生年月日:2000年5月31日
経歴:中京大中京高 – 中京大
ドラフト:2022年ドラフト3位
将来の主砲候補として期待される澤井廉。村上宗隆がメジャー挑戦を表明した今、”ポスト村上”として覚醒を遂げたいところだ。
中京大中京高では高校通算31本塁打を放ち、卒業後は中京大に進学。その後、2022年ドラフト3位で東京ヤクルトスワローズに入団した。
プロ1年目はオープン戦で打率.083(12打数1安打)に終わったが、5月に一軍昇格。8月18日の中日戦で「6番・右翼」でプロ初スタメン出場を果たすと、第1打席でプロ初安打を放った。
同年は一軍で16試合に出場し、打率.156(32打数5安打)、1打点にとどまった澤井。その一方、ファームでは90試合の出場で打率.262、18本塁打、56打点と長打力を発揮し、イースタン・リーグ本塁打王の他、優秀選手賞に輝いた。
しかし、同年10月のみやざきフェニックス・リーグに出場した際に、味方選手と交錯して右膝を負傷。手術も行い、しばらくはリバビリを続けていた。
そんな中、プロ2年目の2024年5月に実戦復帰。8月27日に一軍昇格を果たすと、同日の巨人戦で早速「6番・右翼」としてスタメンに名を連ねた。
さらに、9月8日の阪神戦でもスタメン出場すると、待望のプロ初アーチとなる3点本塁打をマーク。同年は一軍で12試合に出場し、打率.160、1本塁打、4打点に終わったが、確かな爪痕を残した。
チームの外野陣はドミンゴ・サンタナ、西川遥輝、塩見泰隆などの好打者が揃う。未来の主砲候補として、今季はレギュラー奪取を果たせるか注目だ。