スワローズの若手ホープは? ヤクルト、今季のブレイク候補6人。未来を担う選手たち
2025/01/16
産経新聞社
山野太一
投打:左投左打
身長/体重:173cm/81kg
生年月日:1999年3月24日
経歴:高川学園高 – 東北福祉大
ドラフト:2020年ドラフト2位
2024年、一軍でキャリアハイの登板機会を得た山野太一。先発として好投を見せた試合もあっただけに、今季のブレイクに期待したい。
東北福祉大から、2020年ドラフト2位で東京ヤクルトスワローズに入団。プロ1年目の4月1日・DeNA戦でプロ初登板初先発を果たした山野だが、1回1/3で7失点を喫してKO。プロ2年目は一軍登板ゼロに終わり、同年オフに育成落ちを経験した。
それでも、翌2023年7月に支配下復帰。同年8月1日の巨人戦では7回無失点の好投を披露し、プロ初勝利を挙げた。
2024年は6月12日のソフトバンク戦で7回1失点の好投を見せ、幸先良く白星をマークした。しかし、8月25日のDeNA戦では2被弾を浴びて3回5失点(自責2)。9月5日の巨人戦では岡本和真に3点本塁打を浴びるなど、長打を打たれるシーンが目立った。
同年は14試合の登板で3勝4敗、防御率6.08。登板数、白星ともにキャリアハイの成績を残したが、勝負どころでの投球に課題を残した。
ただ、9月13日の巨人戦では5回までノーヒットピッチングを見せるなど、一軍で通用する投球も見せた。今季は安定感を高め、先発ローテーションに定着できるか注目だ。