スワローズの若手ホープは? ヤクルト、今季のブレイク候補6人。未来を担う選手たち
2025/01/16
産経新聞社
丸山和郁
投打:左投左打
身長/体重:174cm/80kg
生年月日:1999年7月18日
経歴:前橋育英高 – 明治大
ドラフト:2021年ドラフト2位
俊足の若手外野手として期待の大きい丸山和郁。今季は年間通して一軍に帯同し、レギュラー奪取を果たせるだろうか。
明治大から、2021年ドラフト2位で東京ヤクルトスワローズに入団。プロ1年目から開幕一軍に名を連ねると、7月4日のDeNA戦でプロ初本塁打を放った。
さらに、9月25日のDeNA戦では新人ながらも、リーグ優勝を決めるサヨナラ打をマーク。同年は71試合の出場で打率.233、1本塁打、9打点、2盗塁の成績を残し、日本シリーズにも出場した。
しかし、プロ2年目は開幕一軍入りするも前半戦から打撃で苦しみ、67試合の出場で打率.206、7打点、7盗塁。スタメン出場は前年の7試合から21試合に増やしたが、成績を伸ばせなかった。
そんな中、プロ3年目は3年連続で開幕一軍入りすると、4月には月間打率.405(37打数15安打)をマーク。8月17日の広島戦では、右翼への打球をスライディングキャッチする好プレーを見せた。
同年はキャリアハイの96試合に出場し、打率.241、12打点、4盗塁。序盤戦の好調を維持することはできなかったが、ブレイクの兆しを見せたシーズンだった。
今季でプロ4年目を迎える丸山和だが、チームの外野陣はドミンゴ・サンタナ、西川遥輝などの実力者が揃う。俊足を活かした守備が光るだけに、打撃でアピールしていきたいところだ。