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スワローズの若手ホープは? ヤクルト、今季のブレイク候補6人。未来を担う選手たち

2025/01/16

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産経新聞社



赤羽由紘

ヤクルト・赤羽由紘
投打:右投右打
身長/体重:176cm/83kg
生年月日:2000年6月29日
経歴:日本ウェルネス信州筑北高 – BC・信濃
ドラフト:2020年育成選手ドラフト2位
 
 内外野をこなせるユーティリティー性が光る赤羽由紘。2024年は一軍でキャリアハイの出場機会を得たが、今季はさらに成績を伸ばしたいところだ。
 
 独立リーグの信濃グランセローズから、2020年育成選手ドラフト2位で東京ヤクルトスワローズに入団。

 プロ2年目の7月に支配下契約を勝ち取ると、同月23日のフレッシュオールスターゲームでサヨナラ3点本塁打を放ち、同試合のMVPを受賞。同年は一軍で10試合に出場し、プロ初安打もマークした。
 
 プロ3年目の2023年は、開幕一軍を勝ち取った赤羽。9月3日の阪神戦では代打として出場すると、プロ初本塁打をマーク。同年は29試合の出場で打率.174、1本塁打、3打点に終わったが、前年より出場機会を増やした。
 
 翌2024年はオープン戦から15試合に出場すると、打率.375(16打数6安打)、2本塁打、4打点とアピール。2年連続で開幕一軍入りを果たした。
 
 7月28日の広島戦では、本塁打を含む4安打を放ってプロ初の猛打賞を記録。だが、同31日の中日戦で死球を受けた際に左手を骨折し、長期離脱を強いられた。
 
 以降は試合から遠ざかったが、同年は一軍で36試合に出場し、打率.241、2本塁打、6打点をマーク。キャリアハイのシーズンを過ごした。
 
 2022年以降、年々出場機会を増やしている赤羽。今季はスタメン出場の機会を増やし、一軍の主戦力となれるだろうか。

 

 
【了】

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