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今季は“崖っぷち”に…?中日、2025年が勝負のシーズンとなりそうな選手6人

2025/01/25

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産経新聞社



後藤駿太

中日・後藤駿太
投打:右投左打
身長/体重:180cm/85kg
生年月日:1993年3月5日
経歴:前橋商
ドラフト:2010年ドラフト1位
 
 守備面は申し分ない評価を受けている後藤駿太。とはいえ、打撃でも結果が求められる立場にいる。
 
 前橋商で高校3年間を過ごした後藤は、当時から俊足・強肩が話題となっていた。さらに打撃センスの高さも遺憾なく発揮し、「上州のイチロー」と呼ばれる存在に。
 

 
 オリックス・バファローズがドラフト1位指名すると、高卒新人の外野手では球団史上初、球団でも52年ぶりの開幕スタメンに名を連ねた。
 
 その後は、主に守備固めや代走として出場機会を獲得。中でもチームがリーグ2位に躍進した2014年は、127試合の出場で打率.280(規定未満)、5本塁打、30打点とバッティングでも貢献した。
 
 しかし、翌年以降は打撃で苦しみ、レギュラー定着には至らなかった。2022年7月にトレードで中日ドラゴンズに移籍して以降も、打率は低いシーズンが続いている。
 
 春季キャンプは二軍スタートになったが、プロ15年目となる今季は、不退転の決意で臨む必要があるだろう。

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