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今季は“崖っぷち”に…?中日、2025年が勝負のシーズンとなりそうな選手6人

2025/01/25

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産経新聞社



上林誠知

中日・上林誠知
投打:右投左打
身長/体重:185cm/90kg
生年月日:1995年8月1日
経歴:仙台育英高
ドラフト:2013年ドラフト4位
 
 福岡ソフトバンクホークス時代のバッティングを取り戻したいのが、移籍2年目を迎える上林誠知である。
 
 仙台育英高では、1年秋から4番を任された上林。3季連続で甲子園の土を踏み、チームの主力として躍動した。ドラフト会議では、ソフトバンクから4位指名を受けた。
 

 
 高卒2年目の2015年に一軍デビューを果たし、8月には初本塁打となる満塁ホームランを記録。また、2018年は全143試合に出場し、打率.270、22本塁打、62打点、13盗塁の好成績を残した。
 
 ところが、2019年を境に成績が急降下。同年4月に受けた死球の影響もあったが、2021年まで3年連続打率1割台に陥った。
 
 2022年は打撃好調だったものの、同年5月に右アキレス腱を断裂する大けが。2023年オフに戦力外通告を受け、中日ドラゴンズに移籍した。
 
 だが、復活を期した昨季も、46試合の出場で打率.191、1本塁打、3打点と寂しい数字に。今季は上林にとって、勝負のシーズンとなる。

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