今季は“昇格”できる…?プロ野球、まさかの1軍出場ゼロだった選手6人。復活を目指す主力級は?
2025/02/13
産経新聞社
武田翔太(福岡ソフトバンクホークス)
・投打:右投右打
・身長/体重:187cm/92kg
・生年月日:1993年4月3日
・経歴:宮崎日大高
・ドラフト:2011年ドラフト1位
2024年4月に右肘の内側側副靱帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を受け、シーズンを棒に振った武田翔太。生き残りをかけ、2025年は爪痕を残したいところだ。
宮崎日大高から2011年ドラフト1位で福岡ソフトバンクホークスに入団。高卒1年目から一軍デビューを果たすと、同年は11試合の登板で8勝1敗、防御率1.07と高卒新人らしからぬ数字を収めた。
高卒4年目となる2015年には自身初の規定投球回をクリアし、2桁13勝をマーク。翌2016年には27試合登板、14勝8敗、防御率2.95とエース級の活躍を見せた。
しかし、翌年以降はコンディション不良や故障の影響もあり、思うような結果が残せず、低迷するシーズンが続いた。
2023年は中継ぎを中心に29試合に登板したが、1勝2敗2ホールド、防御率3.91という成績に終わると、2024年は右肘の手術により、プロ入り後初の一軍登板なしでシーズン終了。
今季は4年契約の最終年を迎えるだけに、一軍復帰にこぎ着け、復活の足掛かりを掴みたいところだ。