今季は“昇格”できる…?プロ野球、まさかの1軍出場ゼロだった選手6人。復活を目指す主力級は?
2025/02/13
産経新聞社
湯浅京己(阪神タイガース)
・投打:右投右打
・身長/体重:183cm/82kg
・生年月日:1999年7月17日
・経歴:聖光学院高 – BC・富山
・ドラフト:2018年ドラフト6位
国指定の難病・胸椎黄色靱帯骨化症を発症し、2024年は一軍登板なしに終わった湯浅京己。2025年シーズン中の復活が待ち望まれている。
BC・富山から2018年ドラフト6位指名で阪神タイガースの一員に。プロ入り後は故障に苦しむも、プロ3年目の2021年に一軍デビューを果たした。
翌2022年には59試合登板、45ホールドポイント(2勝43ホールド)、防御率1.09をマークして大ブレイク。最優秀中継ぎ投手のタイトルにも輝いた。
さらに、2023年3月に開催された第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では侍ジャパン日本代表メンバーに選出され、世界一に貢献。球界を代表するセットアッパーとなった。
ところが、同年のレギュラーシーズンはコンディションが整わず、一軍ではわずか15試合登板、防御率4.40と苦しんだ。
2024年は開幕からファームで登板を重ねていたが、8月末に胸椎黄色靱帯骨化切除術を行い、一軍未登板でシーズンを終えた。
今季の春季キャンプは二軍スタートとなったが、すでに実戦登板も視野に入れている。同手術を受けたDeNA・三嶋一輝や中日・福敬登など復活を遂げたケースもあるだけに、今季の一軍復帰が期待されている。