今季は“昇格”できる…?プロ野球、まさかの1軍出場ゼロだった選手6人。復活を目指す主力級は?
2025/02/13
産経新聞社
板東湧梧(福岡ソフトバンクホークス)
・投打:右投右打
・身長/体重:182cm/84kg
・生年月日:1995年12月 27日
・経歴:鳴門高- JR東日本
・ドラフト:2018年ドラフト4位
2023年は主に先発として5勝を挙げた板東湧梧。昨季は先発ローテーション定着が期待されたが、まさかの一軍登板なしに終わった。
鳴門高、JR東日本を経て、2018年ドラフト4位で福岡ソフトバンクホークスに入団。プロ2年目の2020年に一軍デビューを飾った。
翌2021年は、シーズン途中から勝ちパターンの一角にも加わるなど、リリーフとして飛躍。同年はキャリアハイの44試合に登板し、1セーブ16ホールド、防御率2.52の好成績を残した。
2022年からは先発、リリーフ問わず起用されると、翌2023年は交流戦期間中から先発ローテーションに定着。最終的に30試合登板(11先発)で5勝4敗1ホールド、防御率3.04をマークした。
開幕ローテーション入りが期待された2024年だったが、コンディション不良や故障の影響を受け、ルーキーイヤー以来の一軍登板ゼロに。ファームでも14試合登板で3勝2敗、防御率3.88と物足りない数字に終わった。
再起をかける今季は、春季キャンプB組(二軍)スタートに。あらゆる役割をこなせる器用な右腕だが、開幕に向けて状態を上げ、再び一軍の戦力となりたい。