今季は“崖っぷち”に…?阪神、2025年が勝負のシーズンとなりそうな選手6人
2025/02/01 NEW
産経新聞社
豊田寛
投打:右投右打
身長/体重:178cm/88kg
生年月日:1997年4月28日
経歴:東海大相模高 – 国際武道大 – 日立製作所
ドラフト:2021年ドラフト6位
社会人からの入団だけに、正念場といえる立場なのが豊田寛だ。
東海大相模高では、3年夏の甲子園で全国制覇を経験。小笠原慎之介(現:ナショナルズ)らとともに、4番打者として優勝に貢献した。
卒業後は国際武道大から日立製作所というキャリアを歩み、入社1年目から都市対抗野球大会にも出場。走攻守三拍子揃った選手として名を馳せ、2021年ドラフト6位で阪神タイガースに入団した。
ルーキーイヤーから一軍で5試合に出場するも、7打数0安打とヒットは生まれず。翌2023年はファームで93試合に出場して打率.271、2本塁打、17打点をマークしたが、一軍から声はかからなかった。
昨季は打率3割近い数字をファームで残し、一軍でもプロ初安打をマーク。しかし、一軍では11試合の出場で打率.211に終わり、ブレイクには至らなかった。
外野のポジションには近本光司と森下翔太がレギュラーの地位を確立しているだけに、限られた枠を掴み取らなければならない。
藤川球児新監督の下、今季の春季キャンプは一軍スタートとなっただけに、猛アピールを見せたいところだ。