今季は“崖っぷち”に…?阪神、2025年が勝負のシーズンとなりそうな選手6人
2025/02/01 NEW
産経新聞社
長坂拳弥
投打:右投右打
身長/体重:173cm/80kg
生年月日:1994年4月28日
経歴:高崎健康福祉大高崎高 – 東北福祉大
ドラフト:2016年ドラフト7位
崖っぷちといえる立場にいるのが、捕手の長坂拳弥だ。
高崎健康福祉大高崎高では、甲子園に2度出場。その後は東北福祉大に進学し、リーグ戦で首位打者、打点王を獲得した。
打撃だけでなく強肩が魅力の守備面も評価され、2016年ドラフト会議で阪神タイガースから7位指名を受けた。
プロ2年目の2018年はファームで66試合に出場し、打率.257、1本塁打、11打点をマーク。同年は一軍でもプロ初のスタメンマスクを被ったが、その後は一軍と二軍を行き来する時期が続いた。
2022年には約4年ぶりの先発マスクを被り、セーフティースクイズを成功させるなどチームの勝利に貢献。だが、一軍定着には程遠い状況で、課題の打撃はファームでも苦しい成績となっている。
また、チームは昨秋のドラフト会議で捕手の町田隼乙を4位指名。さらなるライバルが増えた状況だ。一軍戦力として生き残るためには、打撃・守備両面の向上が欠かせないだろう。