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メジャーでも観たかった…MLBに行かなかった歴代選手6人。日本球界を席巻した大物たち

2025/02/07 NEW

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産経新聞社



山本浩二

広島・山本浩二
・投打:右投右打
・身長/体重:183cm/82kg
・生年月日:1946年10月25日
・経歴:廿日市高 – 法政大
・ドラフト:1968年ドラフト1位
 
 NPB歴代4位の通算536本塁打を放った山本浩二。打撃もさることながら、守備や走塁も優れた選手であった。
 
 法政大から1968年ドラフト1位で広島東洋カープに入団すると、ルーキーイヤーから引退した1986年まで18年連続で規定打席に到達し、2桁本塁打を続けた。
 

 
 特に1980年には全130試合出場、打率.336、44本塁打、112打点、14盗塁の成績で打撃2冠(本塁打、打点)を獲得。
 
 打撃のみならず、11年連続で2桁盗塁をマークしており、1975年には自己最多の24盗塁を記録した。
 
 また、外野守備にも定評があり、302守備機会連続無失策で当時のセ・リーグ記録を樹立。10年連続で外野手部門のダイヤモンドグラブ賞(現:ゴールデングラブ賞)に選出された。
 
 広島一筋で現役生活を終えた“ミスター赤ヘル”だが、当時はメジャーリーグに移籍する選手は皆無。
 
 攻守ともに傑出した実績を残したレジェンドだけに、メジャーリーグに挑戦する姿を観たかった選手の1人であることは間違いないだろう。

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